筋トレがストレス解消、鬱改善になる理由

コンテストやスポーツのためだけに筋トレをしている人は別として、一般的な学生や社会人の場合、日々のストレス解消に筋トレが効果をもたらしているということを実感している人は少なくないでしょう。

筋トレ自体は体に負荷というストレスを加えていますが、運動として結果を見ていくと、実にストレス解消に役立っていることがわかります。

適度な筋トレがストレス解消になる

筋トレをすると爽快感や達成感などが得られることは誰もが体験ことがあるのではないでしょうか?

筋トレのあとの心地よい気持ちというのは、筋トレ中の交感神経の高ぶりが、急激に収まっていく中で得られる休息モードを体感しているからだと考えられています。

筋トレをしている間は集中し、通常では考えられない重量を挙げ続け、心身ともにハイになった状態です。筋トレ後は交感神経が下がっていき、体を休める体制に導くことでリラックスモードになるのです。

交感神経と副交感神経のバランスが整う

筋トレだけでなく運動全般に言えることですが、習慣化することによって交感神経と副交感神経の乱れが整い、うつ症状などが改善することがわかっています。基本的にうつ病はこれらの乱れから心身の症状が現れるので、最近は歩いたりする程度の運動も推奨されています。

筋トレやスポーツによってより交感神経と副交感神経のバランスは正常に整いやすくなるため、日々のストレスを解消するとともに、心が平常でいられるようになるのです。

緩い目標を立ててこなす筋トレがベスト

ほとんどの人はすでに何かしらのストレスを抱えて日々生活しています。またうつ病の人は何もやる気が起きないでしょう。

その場合は、高すぎる目標を掲げず、日々完了できる程度の目標を設定して筋トレしてみましょう。

例えば腕立て10回を5セットできるようになる、程度で十分です。ある程度筋トレに慣れてきたら、次はスクワット100回連続でできるようになる、という目標を追加し、筋トレをライフワーク化していくのです。

達成しやすい目標を立て、それをクリアすることで達成感も感じられてストレス対策には非常に効果的です。

その後、もっと筋トレして体を鍛えたいと思ったらジムに通うなり、自宅で簡単なホームジムを作ってみたり、と進んでいけばよいのです。いきなりジムに行く必要はないのです。

まずは筋トレを始めて続けることが大切です。

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