筋肉の記憶、マッスルメモリーは筋トレを中断してもすぐ筋肉が強く大きくなる仕組み

昔筋トレしていた、昔部活で運動をずっとやっていた、という方が、改めて筋トレしよう！と筋トレし始めると意外とすぐに体が戻ってくるのですが、実はこれ、マッスルメモリーという筋肉の記憶が体に残っているからなんです。

なので、今まで運動も筋トレもしたことなかった人と、運動経験・筋トレ経験が昔は豊富だった人が同時期に筋トレをスタートすると、過去に運動経験・筋トレ経験があった人のほうがすぐに筋力が向上し筋トレに慣れて成果が出るのが早いのです。

マッスルメモリーによってすぐに筋肉が強くなる

さまざまな研究によって、長期間運動しない時期が続いたとしても、過去に運動していた記憶が体に残されていて、それによって筋トレや運動を再開すると何もしていなかった人よりも早く運動能力や筋力が戻っていくことがわかっています。

筋トレをすると、筋肉が大きく

この理由は、筋トレをしていると筋肉が大きくなる前に筋肉の細胞の核が増えるのだそうです。増えた核は小さくなることはあっても減ることはないということで、筋トレをやめても筋肉は小さくなるものの、筋肉の根本である核の絶対数は減っていないということになります。

トレーニングを中断しても、今までの努力が完全に無駄になることはないということです。恐らく、想像以上に筋肉の回復が早いと感じたことがある人がほとんどだと思います。原理は上記のようなことですね。