加齢とともに筋肉も当然老いていきます。若い頃と比べてこんなものが重く感じる・・・というのは筋トレをしていなかったからだけでなく、老化による自然現象の可能性は否めないのです。
年をとると動きが鈍くなったり、素早い反応ができなくなることを実感します。多くの場合、40歳を超えると自分で動きが鈍くなったと感じるようになります。
これは速筋線維が加齢とともに減っているからです。40代以降、年をとるに連れて機敏な動きはできなくなっていきます。プロスポーツ選手が引退するのはこれが大きな要因の一つとなっています。
加齢とともに速筋線維は減りますが、筋繊維自体が劣化するわけではありません。
筋トレを続けることで速筋線維の減少を抑えるとともに、速筋線維を強化することで加齢にともなう筋力低下を防ぐことが可能です。高齢者であっても正しい筋トレと食事管理によって、20代よりも大きく強い筋肉をつけること、維持することは可能です。
ポイントは、できる限り日々の筋トレを継続すること、そしてタンパク質摂取量を減らさないことです。
加齢とともに筋力は確実に落ちますが、日々の積み重ねによって一般人よりも比較にならないほど筋肉を大きく強い状態にキープすることは可能です。